今や日本を代表とするアーティストでもある「Official 髭男dism」や、Tiktokでも話題の「Habit」を手掛ける「SEKAI NO OWARI」が所属する「ラストラム・ミュージックエンタテインメント」。
今回は音楽業界での活躍を考える中で、
「ラストラムの名前はよく聞くけど、詳しくはよく分からない」
というみなさんのために、
- ラストラムの評判
- ラストラムに入る方法
- ラストラムのオーディション内容
について解説していきます。
ラストラムってどんな事務所?
引用:Facebook
「株式会社ラストラム・ミュージックエンタテインメント」は1997年設立の、従業員19人(2022年7月現在)からなる小さな音楽事務所です。この数字だけを見て私は「ああ、よくある小規模な音楽事務所なんだな」と思っていましたが、完全に侮っていました。
ラストラムの社長でもある村田 積治さんはあの伝説のロックンローラー矢沢永吉さんの元マネージャーであり、さらに伝説のロックバンドTHE BLUE HEARTSの元プロデューサーでもある、ロック界のレジェンドともいえる存在なのです。

この社長の村田 積治さんの経歴を見ただけでも、ただならぬ雰囲気を感じずにはいられません。
さらに、このロック界のレジェンドが輩出した、マネジメントおよびレーベルアーティストを見て、唖然としてしまいました。
- SEKAI NO OWARI(マネジメント)
- Official髭男dism(マネジメント)
- あいみょん(レーベル)
- 平井大(レーベル)
- 黒木渚(マネジメント)
- ぜったくん(マネジメント)
といったように、常に音楽チャートの上位に君臨するアーティストばかりです。
これだけを見てみてもわかる通り、ラストラムとマネジメントおよびレーベル契約ができると、音楽業界では1歩どころか2、3歩くらいリードできそうなくらい、名門といえる音楽事務所なんです。
ラストラムの評判は?
続いては、そんな名門音楽事務所、ラストラムの評判についてみていきたいと思います。評判には、
- ビッグアーティスト量産工場
- 柔軟性のある音楽事務所
- アットホームな事務所
- マネージャーが”アツい”
という4つが挙げられています。それぞれについて詳しく解説していきます。
ビッグアーティスト量産工場
ラストラムの特徴であり強みでもあるのは、ビッグアーティストを次々と輩出する力です。
SEKAI NO OWARIやあいみょん、ラストラムミュージックって定期的にビッグアーティスト出してくるから本当にすごい。Official髭男dismも来年もっと売れそうだし。#NHK紅白
— 小沢あや✌️7/10は投票ウィって外食するんだ (@hibiこれだけcoto) December 31, 2018

アーティストやアイドルが乱立する現代の音楽業界において、これだけのビッグアーティストを定期的に輩出できるということは、やはり事務所のバックアップがあってこそのことです。まさに現代におけるビッグアーティスト量産工場といえますね。
柔軟性のある音楽事務所
マネジメント契約中のSEKAI NO OWARIを例に挙げると、音楽業界でも珍しい、「ラストラム」と「アミューズ」との合弁会社に所属しています。
@applehome1553 アミューズ自体も大きくなって、スタッフも増えてくれば商売として考えればいろいろ大変なんでしょうね、世界の終わりもアミューズとラストラム・ミュージックの合弁会社「TOKYO FANTASY」に移籍してるんですね、大里さんは元渡辺プロですよね
— クニ@ 寝落ち友の会 (@kuni3980) April 4, 2016
活動を長く続けていくと、自分の活躍できるフィールドは変化していくものです。その際に普通は別の事務所への移籍を考えることになると思います。
しかし、ラストラムはそこを真摯に対応し、本人にとって一番いい形を考えてくれる柔軟性のある事務所であるといえます。
アットホームな事務所
ラストラムのオーディションサイトにある、所属アーティストのコメントからはアットホームな雰囲気が感じられます。
【Charisma.com(MCいつか)コメント】
ごきげんよう、カリスマドットコム いつか です。この度、ラストラムは素敵な仲間を募集する運びとなりました。当日は、審査員の方を豚だと思って力を存分に発揮して下さい。私もいるかもしれません。眼鏡をかけた豚だと思って下さい。新しい刺激、随時お待ちしてます。
引用:あのアーティストも輩出したLastrumがオーディションを開催
「自事務所の審査員を豚だと思って」なんて、みなさんの所属のコミュニティで言えますか!?このように事務所のアットホームな感じが、アーティストたちの自由な創造性をサポートしていると考えられます。
マネージャーが”アツい”
「Official 髭男dism」のマネージャーのインタビューから、アーティストを売り出す本気を感じることができます。
マネージャーとして、どういう仕事を心掛けていますか?
ただバンドの世話をするということではなく、常に物事の2〜3手先を読むのが大事なのかなと。そうすることでアーティストの未来像をしっかり描けるようになるのが理想だと思います。
メンバーと接するうえで意識していること、気をつけていることは?
メンバーとはいつも楽しくしてはいるんですけど、友達のようになあなあで済ますんじゃなくて、意見があったり、思ったことがあったらしっかり伝えるようにしています。そうやってしっかりとした信頼関係を築くことがバンドを広めていくうえで大事なんじゃないかと思います。こちらが相手を理解しようとしていることをちゃんと伝えることも大事だと思っていますね。
引用:現場マネージャー物語「#130 Official髭男dism担当 堀江一磨さん」
アーティストをサポートするだけではなく、セールスポイントを理解し、ときには仲良くときには真面目に、将来像を一緒に考えてくれるマネージャー。アーティストを取り巻くチーム全員で切磋琢磨していく姿勢は、非常に重要な事務所の力になると考えられます。

ラストラムに入る方法は?
ここまでの内容でラストラムに所属することが、音楽業界で活躍するには如何に重要かが分かってきたかと思います。
そこで気になる「ラストラムに入る方法は?」という疑問に、ここでは答えていきます。
ラストラムに入る方法はズバリ次の3つの方法です。
- ラストラム主催のオーディション
- ラストラム主催の新人発掘オーディション
- ラストラムからの直接スカウト
この3つの方法についてもう少し詳しくご説明していきます。
ラストラム主催のオーディション
ラストラムでは随時、オリジナル音源(原則)を使用したオーディションを行っています。応募要項は次の通りです。
応募資格 | 年齢・性別不問 |
応募期間 | 随時 |
応募方法 | 原則オリジナル曲を公式HPの応募フォームにて送付。 ”ヴォーカリストとしてどんなジャンルでも歌ってみたい” という場合はカバー曲でも可。 (ただし原曲の作者を明記) |
参考:ラストラム公式サイト
審査方法についての記載は公式サイトには記載がありませんでした。しかし、応募時に音源を提出するため、提出音源が審査の対象になると考えられます。

ラストラム主催の新人発掘オーディション
ラストラムによるニューアーティストをサポートするWebオーディション「BRIDGE」が1年に1回開催されています。応募要項は次の通りです。
概要 | |
---|---|
内容 | Lastrum 社によるニューアーティストをサポートするオーディションです。選出作品はリリース時に Lastrum によるプロモーションサポートを受けることができます。 |
要点 | 未発表デジタル作品のみ対象となります。配信は TuneCore Japan が行い、宣伝は Lastrum が行います。一定期間の募集を行い、その中から 1 作品のみ選出させて頂きます。選出作品は配信サイトや全国のラジオ局等に宣伝を行います。
売上分配につきましてアーティスト: 70% / ラストラム: 30% ( 宣伝対価として ) ※ 当サービスが提供する Split 機能 を使用して販売収益の分配を行います。 |
このように自身のオリジナル曲(原則)を応募し、リリースが決まるという一攫千金のチャンスが参加者全員に与えられるオーディションなんです。
ラストラムからの直接スカウト
SEKAI NO OWARIのように音楽活動の功績認められ、ラストラムから直接声をかけられることもあるようです。
2008年 - 初代DJ LOVEがバンドを脱退[19]。それを受けて、club EARTHのボランティアスタッフをしていたDJ経験のある高校時代の友達にFukaseが「一生のお願いだからバンドに入ってくれ」とバンド勧誘の電話をかけ、ピエロのお面と名前を引き継いだ形で現在のDJ LOVEが加入[19]。ギター、ボーカル、ピアノ、DJという編成でバンドを結成する。二代目DJ LOVE加入後、下北沢で行った初ライブで[19]元のマネージャー宍戸亮太に声をかけられる[20]。二代目DJ LOVEは、加入と共に事務所との契約が決まったことから、メンバーに「福の神」と呼ばれている[20]。
引用:Wikipedia
宍戸亮太さんは元々はラストラムのマネージャーであり、マネージャーが直接声をかける形でSEKAI NO OWARIとの契約が決まりました。
このようにラストラムのマネージャー陣は、常に次のスターの卵を探しており、その目に留まる功績を納めることで、ラストラムに入るチャンスをつかめるかもしれません。
ラストラムのオーディション内容は?
では実際にラストラムのオーディション内容はどんなことが行われているのでしょうか。過去に行われたオーディションを参考に確認していきましょう。
ラストラムの主催のオーディション内容について、記載はありませんでしたが、提出音源が審査の対象となると考えられます。
ここではWEBオーディション「BRIDGE」と、その以前まで行われていた「ニューカマー発見伝」について解説していきます。
WEBオーディション「BRIDGE」
引用:Webオーディション『BRIDGE』by Lastrum × TuneCore Japan
WEBオーディション「BRIDGE」のオーディション内容についても記載がありませんでしたが、WEBオーディション「BRIDGE」のオーディションスケジュールは下記の通り記載がありました。
応募受付締切
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選出作品発表
↓
配信、宣伝に関するお打ち合わせ / 宣伝用資料作成 / 宣伝プランご提案
↓
宣伝期間
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リリース
こちらを確認すると、選考内容は送付したオリジナル音源のみの評価であると考えられます。
そして過去2回にわたって行われたWEBオーディション「BRIDGE」合格者を見ていくと、まず2020年11月に募集が行われた第1回目は、600組を越える応募の中から、「tonun」ただ1人だけが選出されました。
さらに2021年3月に募集が行われた第2回目は、募集総数の記載はなかったですが、選出者が0人という結果でした。
このように、1回のオーディションで必ず1人が選出されるわけではなく、本当に良いモノだけがオーディションを通過できるようになっていると考えられます。
ニューカマー発見伝
引用:Eggs
WEBオーディション「BRIDGE」以前は1年に1回、対面でのパフォーマンス審査も含むオーディション「ニューカマー発見伝」を開催していました。
「ニューカマー発見伝」のオーディションスケジュールは下記の通り行っていました。
エントリー(オリジナル曲提出)
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1次審査(オリジナル曲審査)
↓
2次審査(リスナー投票)
↓
3次審査(対面パフォーマンス審査)
場所:東京、大阪、名古屋、福岡
↓
最終審査(決勝ライブ審査)
このように、実際のリスナーさんに投票していただいたり、ライブパフォーマンスを披露しながら選考が行われていました。近い将来に「ニューカマー発見伝」のようなオーディションが復活するかもしれませんね。
まとめ
これまでの記事でラストラムについて理解が深まったのではないでしょうか。
最後に今回の記事を振り返ります。
- ラストラムは柔軟性のあるアットホームな音楽事務所
- ラストラムに入る方法はオーディション又はスカウト
- Webオーディション「BRIDGE」が1年に1回開催されている
- オーディションではオリジナル音源の審査が行われている
- 以前まではリスナー投票やライブ審査などがあるオーディションもあった
いかがだったでしょうか?この記事を通して、音楽業界での活躍を夢見る皆様の背中を、少しでも押すことができたら嬉しいです。近い将来に皆様のデビュー曲が聴けるのを楽しみにしています!