ワーナーミュージックにはTWICEやONE OK ROCKなど数々の有名なアーティストが所属しており、楽曲を世に売り出しています。
歌手になりたい人であれば、一度は所属したいと思ったことがあるのではないでしょうか。
「オーディションの倍率って高い?」
「怪しいって聞いた事あるんだけど・・・」
そんな疑問をお持ちの方のためにこの記事では、ワーナーミュージックの
- オーディションの倍率
- 評判
- 怪しいという噂の真相
などについてお伝えします。
ワーナーミュージックオーディションの倍率はどれくらい?
ワーナーミュージックに所属するのにあたり、まず気になるのはオーディションの倍率ではないでしょうか。
結論から申し上げますと、倍率は約300倍、またはそれ以上といえます。
ここで、過去に行われたオーディションを見てみましょう。
ワーナーミュージックは、過去に様々な芸能事務所とコラボして、オーディションを行っています。
コラボ先 | オーディション名 | |
2012 | スターダスト | ネ申クリエイターZ |
2017 | FNC ENTERTAINMENT | FNC×WMJ JAPAN DEBUT AUDITION 2017 |
2018 | 秋元康 | 国民的ガールズバンド |
2022 | イトーカンパニー | ワーナーミュージックアーティスツ×イトーカンパニーグループ 合同オーディション |
この中で応募総数や合格者がわかっているオーディションは以下の2つ。
応募総数 | 合格者数 | 倍率 | |
国民的ガールズバンド | 約10000人 | 39人 | 256倍 |
ワーナーミュージックアーティスツ×イトーカンパニーグループ 合同オーディション | 約600人 | 2人 | 300倍 |
これを見ると、300倍前後だということがわかります。
ただし、これはバンドで大人数の募集だったり、ワーナーミュージックが始めたばかりのモデル・女優部門のオーディションだったりと、通常のボーカルオーディションとは少し違う可能性があるのです。
そこで、他の事務所のボーカルオーディションを参考にしてみました。
すると大手芸能事務所の場合、1000倍以上とかなりの高倍率のオーディションが多く見られました。
三代目JSoulBrothersオーディション・・・15000倍
坂道グループ(乃木坂など)・・・1000~3000倍
ハロプロキッズオーディション・・・2000倍
このように、ボーカルオーディションはかなり倍率が高いものが多く、合格できるのは1000人に1人以下というかなりの狭き門なのです。
そのため、2017年に行われた「FNC×WMJ JAPAN DEBUT AUDITION 2017」などはこれくらいのかなり高い倍率だったということも考えられます。
どちらにしろ、数百人~数千人に1人ということで、難しいオーディションだということがわかります。
でもそれだけ受かりにくいということは、もし受かれば日本や世界を代表するアーティストの仲間入りができる実力があるということ。一度は挑戦してみたいですね。
ワーナーミュージックオーディションの内容
ワーナーミュージックのオーディションはかなり高い倍率だということがわかりました。ここからは、そのオーディションで行われた内容を紹介します。
ワーナーミュージックでは、
- 随時募集のオーディション
- 他企業とコラボしたオーディション
が行われており、コラボオーディションは少し変わったオーディション内容が特徴です。
同じ形式のオーディションが今後行われる可能性もゼロではないので、オーディションを受けたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
随時募集オーディション
現在、公式サイトではオーディションの募集は行われておらず、オーディションサイトnarrowからの応募となります。
選考はこのような順序で行います。
- 一次審査:音源、書類審査
- 二次審査:面接
- 三次審査:面接
気になるかたはこちらから会員登録して応募してください。
では、ここからは先程の倍率のところであげた他企業とのコラボオーディションについて、それぞれ見てみましょう。
ネ申クリエイターZ
引用 BARKS
これは、2012年にスターダストとコラボして行われたオーディションです。普通のオーディションとは一風違い、他薦のみ。
しかも、推薦したい人のYou TubeのURLを送るだけでエントリー完了というめずらしい応募方法でした。
ちなみに推薦した本人も、「ネ申スタッフ」になれる可能性があるという、面白いオーディションです。
FNC×WMJ JAPAN DEBUT AUDITION 2017
これは、FNC ENTERTAINMENTとコラボしたオーディションで、2017年に開催されました。
日本デビュー後は、アジア、さらには世界デビューを目指すという、歌手を目指す人にとっては夢のようなプロジェクトです。
応募条件 |
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選考の流れ |
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優秀者特典 | FNC所属アーティストとしてワーナーミュージックからメジャーデビュー |
国民的ガールズバンド
こちらは2018年に行われた、秋元康さんとの合同オーディションで、応募条件や選考の流れはこのようになっていました。
応募条件 |
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選考の流れ |
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ギターやベース、ボーカルなどそれぞれのパートに複数のメンバーを在籍させて、その後楽曲によってメンバーを選出。
2019年にはザ・コインロッカーズとしてデビューしました。
引用 FanplusMusic
ワーナーミュージックアーティスツ×イトーカンパニーグループ 合同オーディション
ワーナーミュージックでは50周年記念として、ワーナーミュージックアーティスツという、モデル、女優に特化した部門が設立されました。
そのワーナーミュージックアーティスツがイトーカンパニーと合同で2022年にオーディションを開催しました。
こちらのオーディションの応募要項は以下の通り。
応募条件 |
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選考の流れ |
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このオーディションでは、高校3年生の平原光舞理さんがグランプリを受賞しました。
引用 exciteニュース
グランプリを受賞した平原さんは、ワーナーミュージックアーティスツ制作のSNSドラマに出演する予定です。
ワーナーミュージックの評判
ワーナーミュージックの評判としては、以下のようなものがありました。
- 会社と合わなければ契約を打ち切られる可能性あり
- レッスンは厳しいが実力がつく
- 音楽業界を引っ張る存在として期待大
では、それぞれについて解説します。
会社と合わなければ契約を打ち切られる可能性あり
渋谷すばる、ワーナーとの契約終了は“プロモーション嫌い”が影響? ジャニーズ時代には「ふてぶてしい」と炎上も https://t.co/qheGEBqcB2 pic.twitter.com/shsBIxjQd8
— News Lounge/ニュースラウンジ (@newsloungenet) May 27, 2022
ワーナーミュージックは外資系ということもあり、売り上げさえ良ければ、本人がプロモーションしなくとも寛容だと言われています。しかし、今回の渋谷さんの場合、CDの売り上げが良くないにも関わらず本人が積極的に関わらないということで、契約打ち切りとなったようです。
厳しいといえば厳しいですが、会社として考えると当たり前のことかもしれません。逆に言えば、本人のやる気と実力があれば、会社は売り出してくれる可能性が高いということですね。
レッスンは厳しいが実力がつく
仏頂面で、度々 #ロカ何 でも出てくるレッスンの先生。安定の仏頂面シバいてた。でもどんな仕事の指導にも飴と鞭が必要で、自分は鞭を後輩に与えるのが苦手だから尊敬する。彼無くして #コインロッカーズ はここまで来てない。そんな先生が最後ニッコリしていたのが今回のライブの成功を物語ってた!
— やすp@黄色T🆑🐙🤟🐟 (@yasup_TCL) July 28, 2019
先ほど紹介した、ザ・コインロッカーズ。仏頂面の先生の前でのレッスンなんて考えるだけでも緊張しそうですが、そんな先生が笑顔になるほどメンバーの皆さんがレッスンを真剣に受けていたということですよね。厳しいレッスンを乗り越えてこそ、本当に実力がつくのでしょう。
これからデビューを考えている人は、レッスンが厳しくても本当に歌手としてデビューしたいという強い気持ちをもつことが重要です。
音楽業界を引っ張る存在として期待大
ワーナーミュージックさんはCD流通を他社に委託してサブスクや配信にリソースを集中させているということなので。いろいろな仕掛けに期待
最高益に沸く音楽業界。サブスク浸透でCDの自社流通から撤退、デジタル人材に投資【ワーナーミュージック 鈴木竜馬】 | Agenda note - https://t.co/weBfZze3PA
— けんちゃん777@💪❤️💙💜💚いのししツアー&わた恋福岡余韻🇺🇦 (@tkn77syc) January 21, 2020
音楽業界はCDが売れなくなり、苦境に立たされているという話を聞いた事ある人も多いのではないでしょうか。でも実際、2018年にはワーナーミュージックは最高益を記録しています。
ライブが今までのように開催できなくなり、そういった意味ではまだまだ厳しい状況が続いているのかもしれませんが、サブスクでの配信など時代の流れに合わせて会社の方針を変えるというのは大事ですよね。
所属するとなると、会社の経営状況も気になるところなので、随時状況はチェックしていきたいところです。
ワーナーミュージックは怪しいって本当?
歌手のオーディションを探していると、「怪しい」「詐欺」なんてワードが出てくることがあるかもしれません。
しかし結論からいうと、ワーナーミュージックのオーディションで怪しいという噂は見受けられませんでした。
では、なぜこの怪しいという言葉が出てくるのでしょうか。
怪しい会社のオーディションに合格するのは簡単なんだよな。
問題は合格後にいくらレッスン料を請求されるのかw— カービー@日本株&ポイ活 (@1AqiKHvpZkNEOla) May 29, 2022
オーディションというと、このようなオーディション詐欺というワードがよく出てきます。
全てのオーディションが詐欺ではないのですが、一部のオーディションでは大人数を合格させ、レッスン料を搾取するなんてこともあるようです。
自分の受けたいオーディションがちゃんとした企業が行っているものなのか、受かった後の説明なども最初にされるのか、きちんと確認してから受けるようにしましょう。
まとめ
ここまで、ワーナーミュージックについて解説してきました。まとめると、
- ワーナーミュージックのオーディションは数百人~数千人に1人しか受からない高い倍率。
- ワーナーミュージックはレッスンが厳しいが、それだけ実力がつく可能性あり。
- ワーナーミュージックには怪しいという噂はなく、怪しいオーディションに引っかからないよう自分で気を付ける必要がある。
以上となります。ワーナーミュージックは3大レーベルと呼ばれている大手のレコード会社です。所属するのは簡単ではありませんが、所属できれば期待の新人として一歩を踏み出すことができる可能性がとても大きいといえるでしょう。
まずは、1本のデモテープから始まります。歌手を目指している人は、一度応募してみてはいかがでしょうか。